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音楽療法体験

音楽療法士の三井さんの音楽療法スペース沙羅はとても幸せな空間です。お庭の美しい風景を観ながらカフェを楽しみ、冗談話で盛り上がり、そしてやおら楽器を取り出して歌ったり演奏したりという、まさに至福の時。ジャズで例えると、マイルスデイビスのリラクシンが流れているような世界ですね。ある時、三井さんから音楽療法のお話を伺い、体験もさせていただいたことがありました。三井さんによると「人と人との繋がりを深める」「思いを言語化し相手に届ける」「自分の能力を誰かのために発揮する」「自己開示する」「『聴く』の芯には『待つ』という営みがある」「傾聴力を高めるには、無条件のリスペクトが必要(ありのままのその人を受け入れる)」「心を閉ざしている人こそ受け入れられたい」などが音楽療法の根っ子にあるとおっしゃいます。まさにこれは私の考える教育の本質とつながっていると強く共感しました。では体験風景を少しだけご覧ください。


<動画Ⅰ>

例えばクライアントが「ソラシ」だけをずっと引き続けます。ここでは私がギターで演奏しましたが、実際はボタンを押すとベルが鳴るような楽器(名前忘れた)を使ったりします。

そこにピアノがバックグラウンドでコードをつけるのですが、同じCのコードでもテンションが入ると様相が変わってきます。悲しい「ソラシ」、寂しい「ソラシ」、希望が見える「ソラシ」、元気がでる「ソラシ」・・。何だかこれは人生のようにも思えます。同じ日常でも、環境が異なる意味を与えてくれるという。と、なんとなくそれっぽいことを言ってみました。

以前、実際にこの音楽療法の風景を動画で観たことがありますが、クライアントが、ソラシをひたすら弾いているうちに、だんだんと表情が楽しそうに変化していく様子が見られ、とても感動ました。音楽の力ってすごいなあと思いました。



<動画Ⅱ>

「風の又三郎」のピアノ演奏にあわせ、トーンチャイムでシとミの音をぶつけます。これは森に吹く風のイメージですね。いやあ楽しい。又三郎が森から静かにやってきそうです。自然に対する畏怖のような感情もわいてきます。

 



<動画Ⅲ>

これはオマケ。動画Ⅱで使った、シとミのトーンチャイムを使ってアントニオカルロスジョビンのワンノートサンバがいけるんじゃないかと思って提案して即興で演奏してみました。