家庭科室


第1話 全体像を俯瞰する

こんにちは~。しもまっちです。では「しあわせ脳をつくる断食マイスター養成講座」を紹介します。この講座は、ソーベーズカフェで行われる全5回の講義が中心ですが、その他バラエティに富んだたくさんのコンテンツが用意されています。絵に描くとこんなカンジかな。

「断食をやっている」というと、多くの人は「ダイエットしているんですね。」と反応します。そしてその「ダイエット」とは殆どの場合「体重の減少」(=やせる)を意味しています。しかし、このプログラムは、まず事前にカウンセリングを行う中で、直近、中期、長期の目標を設定して、痩せればいいという思い込みを解き放つことからスタートします。そして、日々の内観をメールで報告し、さゆりっち先生からのフィードバックを得るというプロセスが含まれています(図のBとC)。つまり、それによって、身体の変化が促進されるだけでなく、精神的な面での変化・進歩が得られるのです。まさに「惣」の文字同様、食の改善、断食、運動といった「物」の面(図のA)と、内観、省察という「心」の面の両輪が機能することによって、最終ゴールとして「しあわせ脳」「調和のエネルギー」など、「健康なココロとカラダでしあわせに生きる」という人生における大きなテーマに向かっていることがわかります。そう。ダイエットはそのオマケとしてついてくるということなんですね。

 

これを学校教育に例えると、ダイエットに飛びつくのは、直近のテストで赤点をとらないためとか、偏差値をあげることに血眼になって、勉強の楽しさや本質的な学びを失ってしまうということに似ていますね。そうではなく骨太の真っ当な学びを、安心な空間で仲間と楽しく行っていく中で、オマケとして偏差値アップが生まれているということだと思います。

この断食マイスター講座では、さらに、フェイスブック上に、思いを共有する仲間どうしがエンパワーしあう安心な場がつくられています(図のD)。これは、疑問や質問などを行って学びを補うというバックアップシステムとしても作用しています。

「学ぶことは深く個人的であると同時に、本質的に社会的なものだ」(ピーターセンゲ)という言葉が思い浮かびます。

さらにさらに、鍼灸など東洋医学との連携や、ときどきランニングや料理づくりなどの楽しいオプションも企画されます。これは、他ジャンルとの融合、外部リソースの活用によって新たな価値を創る試みとも言えると思います。いやあ、素晴らしい。私はこのコンテンツの内容とその組合せの絶妙な塩梅に感心し、この講座のテイストを、学校教育に活かすことができないかと真剣に考えました。

 

さて、講座が始まった頃は専門用語もたくさん出てきて、四苦八苦しましたが、ここに記したようなオンラインでのバックアップシステムがあることや、講座自体がスパイラル型に構成されていることもあり、学んだことがだんだんとつながってきて、レポートにまとめたり、自分なりに図解することが楽しくなってきました。

<最初の状態>
<最初の状態>

図のように頭の中に独立的に存在している概念が、一つの地続きの世界に街がつくられるように整理されていく、このプロセスがたまりません。

 

では最後に、この講座の全体像を絵にしたものを紹介します。ディズニーランド風に描いてみました。ところどころに講座で得たキーワードを記しています。例えば、「カパチョの泉」「ATP発電所」「断食の森のトンネル」「マクロビ農園」「脂肪毒溶解センター」「どよんの広場」「ミトコンドリアの湖」「ミネラルの宝庫ソーベーズの海」「玄米で代謝アップ」などなど。うんち印の門から入って、皆で楽しみながら、山の頂上のしあわせ脳に向かうのです。

 

最終的に、日々の内観(日記)と各講座でのレポート、そして最後にペーパーテストを行って、マイスターへの道が決まります。私も最後まで楽しく学んで、しっかりマイスターの称号をいただいたのでした。

では、次回はハートフルちゃんとストマッ君の対話動画が観られるよ! Don't miss it!