家庭科室


第3話 氣・血・水のバランスとしあわせ脳

第2話のハートフルちゃんとストマッ君の動画いかがでしたか。続編も予定していますので楽しみにしてくださいね。

さて、では第3話は、この「断食マイスター講座」の中心的なワード「氣・血・水」について取り上げたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。

 

しあわせ腦

うまくいく人とそうでない人の違いは何でしょう。お金があるかどうか?いやいやいや。頭の良しあし?ちっちっち。家柄の良さ?まさかあ。

惣兵衛さんはこう言います。うまくいく人とは、気力・体力が充実し、理性と感情が調和し、そして自己信頼感がある、そんな人のことです。一方、できごとを瞬間風速的に捉えて、感情と行動を直結させてしまうのがうまくいかない人です。うまくいく人の3つの特徴を一言でまとめると「心身が健康である」ということになります。惣兵衛さんはこの状態を「しあわせ脳」と名付けたのです。

 


氣・血・水

「しあわせ脳」を手に入れるための秘訣、それは・・・じゃじゃ~ん  「氣・血・水」のバランスです。

(このイラスト、実はしもまっちハイスクールのロゴデザインにも応用されています)

東洋医学的見地に立つと、私たちの現在の体調は次のような式で表されます。

現在の体調=先天の精+後天の精

精とはエネルギー(気)のこと。その源は酸素です。先天の精とは生まれ持った体質で、車のバッテリーのようなものです。この体質は、大きく言うと、実証タイプ(体力がある・過剰・滞る)と虚証タイプ(体力がない・不足)に分けられます。私は典型的な実証タイプかな。

後天の精とは、生活習慣、生活環境などのライフスタイルによって生まれるものを言います。この後天の精は、氣(自律神経系)・血(循環・内分泌系)・水(免疫系)のサイクルの循環によって決定します。そしてこの循環を生み出す燃料が精気(酸素)と水穀の精微(飲食物の栄養)なのです。つまり、何を食べるかという内臓への働きかけが、しあわせ脳というゴールに導く根本なんですね。

ということは、現在の自分の体調は、これまで何を食べたかという自分の選択の結果によってできていると考えることもできますね。

 

今回はここまでっ。次回はこの氣・血・水の話を進展させていこうかなと思います。